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更新日|2019年12月19日

採用目線で見たコンサルインターンストーリー【Day3】

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今回はとある戦略コンサルティング会社のインターンシップのメンターの目線から、三日間にわたるフィクションストーリー構成でお送りしたいと思います。

エンターテイメント性を上げるために少々大袈裟な演出になっているかもしれませんが、そこはご了承ください(笑)

どんな方に読んでほしいか

戦略コンサルのジョブ・インターンに初めて参加する人で面白話に関心がある人。

戦略コンサルのジョブ・インターンに参加経験があり、インターンあるあるが気になる人。

記事のリアル度

記事を書いている私は、新卒から7年間外資系戦略コンサルティング会社に勤務しており、ジョブ・インターンでも十数組のメンバーを見てきました。戦略コンサルのジョブ・インターンについて楽しみながら、イメージを持ってもらえれば幸いです。

今回はとある戦略コンサルティング会社のインターンシップのメンターの目線から、三日間にわたるフィクションストーリー構成でお送りしたいと思います。

エンターテイメント性を上げるために少々大袈裟な演出になっているかもしれませんが、そこはご了承ください(笑)

Day1、Day2をお読みで無い方は是非こちらから!

最終日のDay3ではどんなドラマが生まれるのでしょうか。

Day3

Day3、朝連絡をもらい体調不良で一名欠席するとの連絡が入った。
三日目ともなると疲れてくるのはわかるが、厳しい選考を乗り越えたのだから最後まで頑張って欲しかった、、、残念だ。

経験した人にしか分からないかもしれないが、3日間とはいえプロのコンサルタントと議論を求められ、答えを要求されるというのは相当なストレスがかかるものだろう。

各部屋の様子を伺うと11時までに発表資料をデータ化して送ることになっていたため、絶賛スライド作成中で、チームは殺気だっているようだった。

いかにも自分はパワポ職人ですといった面持ちで東大生がサクサクとグラフや図の修正をこなしており、楽しそうで何よりだ。

その後ろでは「最後のもう一踏ん張り頑張ろう!」とチームメンバーを拍手をしながら盛り上げいてる体育会出身の学生もおり、これまた見事な役割分担である。

各班の様子を見たあとで自席に戻り、ふとスマホを見ると投資銀行に就職した大学時代の同期から誘いのメッセージが。

「六本木でモデルと飲むけど来る?」

かなり心惹かれる提案ではあるものの、今日はインターン最終日の打ち上げ飲み会がある。断腸の思いで「ちょっと厳しいかも。二次会ならもしかしたら、、、」と返信する。
インターン担当者はツライぜ。

しばらく自身の業務をこなしたあと、14時からは遂に最終プレゼンである。インターン担当でないコンサルメンバーも彼らの三日間のワークの集大成を見ようとゾロゾロとボードルームに集まってくる

最終プレゼン

ちなみに今回のお題は「あるアパレル企業の新規事業戦略の立案」である。

採用担当者としてプレゼンの中で評価するのは大きく二点ある。

1.プレゼンテーションの完結度、論理性

2.質疑応答での対応力/質問の意図の汲み取り/構造化した説明/説明の納得度

でも実際に学生たちはスライドの構成ばかりに注力してしまい、相手に自分たちの考えをどう伝えるかというところまでは詰め切れていないことがよくある。

まさにこの最終プレゼンでもこの状況が見られた。

額に脂汗をダラリと垂らし、終始手を震わせながら「えーと、これは。。。続きまして、えーと、えーと」と行ったプレゼンが続く。

プレゼンテーションを見ているパートナーも苦笑いの状況であった。

発表が終わり質疑応答のセッションになると「この施策は本当に刺さるのか?」「この議論は飛躍しすぎではないのか?」など施策を前提から覆すような鋭い指摘が矢の雨のように降り注ぎ、もはや思考停止状態である。

顔を真っ赤にしながら「それは〜だとは思うのですが・・・」と言うが、いかにも自信がなさげである。

こういう場では意外に女性の方が堂々としており、受け答えもしっかりできている。パートナーも女子生徒への質疑応答は心なしか優しい口調になっている。自分に対するいつもの話し方とは大違いだ。

人前での発表というのは本当に「場慣れ」がものを言うし、コンサルには「考える力」x「人に伝える力」の二つが重要である。

また質疑応答で気をつけるのは質問の意図の汲み取りである。ケース面接でもそうなのだがコンサルタントが相手に与える示唆には全て意図があるのであり、何を言わんとするのか常に意識する姿勢は大事である。

なんとか全ての班の発表が終了し、これでインターンの全行程が終了した。

インターン終了後の懇親会では緊張から解放された学生たちの本当の姿が見られる。
真っ赤になるまでお酒を飲みながら、みな口々にインターンがとても面白かったと満足そうで何より。Day1の朝から女子メンバーに絡んでいた慶應生も水を得た魚のように饒舌になっている。

こちらも学生の皆さんに魅力を感じてもらうため、海外プロジェクトの話ややりがいなどありったけのキラキラエピソードを披露。
目を輝かせてながら色々と質問もされ、さらにこちらも熱が入る。

そうこうしている内に3時間はあっという間に過ぎ、締めのあいさつと共に学生たちを送り出した。

その後、各班のメンターを務めたコンサルタントで会議室に集合。

3日間を通しての思考力、チームへの貢献度、最終発表での粘り強さからランチセッション等での立ち居振る舞いに至るまで総合的に評価を行い、自社にふさわしいメンバーを選んでいく

数名は是非ウチに来て欲しい逸材であり、今回のインターンも成功と呼べるものとなった。採用担当者としても大きな達成感である。

インターン担当のメンバーにお礼を言ったあと、業務は終了。気づけば夜の11時である。

「まだ間に合うか」

スマホを取り出し電話をかける。電話にでた大学同期の後ろでは大音量のカラオケが響いている。どうやらまだ飲み会はオンゴーイングなようだ。

自分も金曜日を楽しませてもらうとするか!

- 終 -

まとめ

戦略コンサルのジョブ・インターンとはこんな感じで大体は3-4日間の中でワークに取り組みます。タフな状況ではありますが、コンサルタントとしての生き方や必要なところをみっちりと経験できる貴重な機会です。

そして戦略コンサルのジョブ・インターンを一緒に戦った仲間は、社会に出たあとでも活躍している人材も多いです。そういった視座の高い同世代の人たちと切磋琢磨して同じ目標に取り組むことができる機会でもあるのでこの記事を読まれた方は是非インターンを目指して頑張って欲しいですし、参加する機会があれば全力で取り組み、仲間を作り、最高のインターンにしてもらえればと思います!

以上です!


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